スイートプリキュア
今回のタイトルは「ララ―♪魂の調べ、その名はキュアビートニャ!」。ついにセイレーンことキュアビートが活躍します。
ハミィを助けたいという思いが感極まり、ついにプリキュアとなったセイレーン。ただ唐突すぎる変身に戸惑いを隠せなかったセイレーンは、混乱したままその場から逃げだしてしまいます。響や奏、メフィストやアフロディテ王女も、セイレーンの突然の変身に困惑顔です。
今回なるほどと思ったのは、セイレーンが猫や他人の姿に変身できない理由。どうやら前回壊れたネックレスがないと変身できないようです。セイレーンが変身できるのはもうプリキュアだけ。少しずつですが、どんどん悪から正義の領域に傾いていってます。
雨の中、行くあても無くさ迷い歩くセイレーン。道行く人が自分を責めているように感じたセイレーンは、人気のないところへと逃げ出します。イメージというか被害妄想であることは分かりますが、それでも人々が無表情な顔でセイレーンを見つめる姿はちょっと怖いです。プリキュアはたまに精神的な痛さをさりげなく描きますから侮れません。
そんな心身ボロボロなセイレーンを救ったのはやっぱりハミィ。今までの行いを全部許してくれただけでなく「プリキュアになって一緒に戦おう」と、友達として、仲間としてグイグイ迫ってくるハミィは、セイレーンにとって特別な存在だなあと改めて思いました。
「酷い行いをしてきた響と奏に、どんな顔して会えばいいのよ」となかなか折れてくれないセイレーンでしたが、響と奏もハミィの寛大な心に感化されたのか、親しげにセイレーンに話しかけます。
そんな感じで、もう少しでセイレーンの心が開きそうになったその時、空気の読めないバスドラたち3人衆が急襲してきます。良いシーンを台無しにしてくれたバスドラたちに対して、これほど明確な殺意が芽生えたのは初めてです。
いつものようにメガトーンを召喚し、キュアメロディ、キュアリズムを苦しめるバスドラたち。しかも今回はハミィを人質にして、セイレーンに不幸のメロディを歌わせる取引を持ちかけます。冒頭でバスドラが言っていた作戦とはこのことのようです。相変わらず、ずる賢く汚い作戦ですね。
そんな取引を持ちかけられたセイレーンでしたが、ハミィをこれ以上不幸にしたくないということで取引をはっきりと拒否しました。マイナーランドとの繋がりを完全に断ち切った瞬間です。そしてその瞬間、セイレーンの身体から光が放たれ、再びキュアビートに変身します。キュアビート用の変身バンクも初めて流れました。相変わらず変身するシーンだけは滑らかに動くので、目の保養になります。
そしてキュアビートの活躍により見事メガトーンを倒し、町に平和が戻りました。しかし、その代償として木々の枝がメチャクチャに折れてしまい、心を痛めるセイレーン。「やっぱり私がいると不幸になる」と自分を責めながらセイレーンは再びその場から逃げだしてしまいます。
うーん、やっぱり取り消せない過去があるため、セイレーンがプリキュアとして活躍するにはまだ時間がかかりそうですね。
次回こそは、響、奏、ハミィ、セイレーンが仲良く映っている絵面を拝みたいなあと思いました。